いよいよ発売されましたね、サンホラ第七の地平線「Marchen」!

陛下の厨二っぷりが大好きなので、管理人も引き取ってきましたw





パッケージは、前作の「Moira」よりもさらに大きいです。
写真じゃ分かりにくいですが、岩波や三省堂の辞書ぐらいありますww
まあ今回は「童話」がコンセプトなので、童話仕様ってことですね。

収録曲は全部で9曲。

復讐の「屍揮者」となった黒メルが1曲目で唄われ、
その後、グリム童話に擬えた6つの童話がきます。
いずれも殺された者の復讐で終わる話ですが、その復讐を後押しするのが黒メルというわけです。
そして7つ目の童話がメルとエリーゼの話なんですね。
そこで再び二人は出逢い、最後の9曲目に繋がるわけです。

今回は今までに較べると表面は理解しやすく、ラストは感動でした!
エリーゼが聖女すぐるwww
でも管理人的にはエリーゼ人形の方が好みです(ぁ



各童話は、

火刑の魔女:ヘンゼルとグレーテル
黒き女将の宿:( ゚д゚)
硝子の棺で眠る姫君:白雪姫
生と死を別つ境界の古井戸:ホレおばさん
薔薇の塔で眠る姫君:野ばら姫(眠り姫)
青き伯爵の城:青髭
磔刑の聖女:メルとエリーゼのお話

となってると思われます。
女将だけ心当たりないんですよね。胡散臭い女将好きなのにwww





さて、「表面上」は分かりやすかったメルヒェンですが、
肝心なところは結構曖昧なんですよ。

・エリーゼ人形の正体は何なのか
・イドとは何だったのか

エリーゼ人形は、シングルの方でメルがエリーゼからもらった人形ですね。
しかし、黒メルの頃にはイドらしきものが宿ってるようです。
結局、イドが何なのかってところに行き着くわけで。

まあ本格的な考察は、各サンホラーのサイトさんにお任せするとして、
フロイト哲学でいうイド=エスが妥当なんじゃないでしょうかね。

そう考えると、無意識のメルの代弁者が人形なのかな、とも思うわけです。


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